プロペシア個人輸入の顛末報告

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米国で経口育毛剤として話題のプロペシアを個人輸入しました。飲むべきか、飲まざるべきか、それが問題です。海外ホームページの調査結果も掲載しました。
98/04/20更新。

 

1.プロペシアの購入(1998年2月)

こんなホームページを開催しているので、悪ノリ(という表現は不見識かもしれませんが...)してプロペシアを海外から購入しました。私が購入したのは英語サイトからで、1ヶ月分が日本円で8000円程度(送料含む)でした。
日本の代行業者も新設されたようなので、こちらでチェックしてみて下さい。

2.プロペシアの使用説明書

とりあえず、使用説明書を和訳(プロペシアに関する消費者医薬情報)してみました。
時間を十分にかけられず知人にhelpしてもらったりで、余り期待しないで下さい(笑)。時間ができれば推敲します。

3.プロペシアについて私が知っている幾つかのこと

プロペシアについて海外のサイトをチェックしました。それによると以下のとおりです(内容についての正確性については各自の責任でお確かめ下さい)。
(1)プロペシアはメルク社(世界最大の製薬会社)の商標であり、薬効成分はFinasteride(ファイナステライド)。
(2)Finasterideは当初、前立腺肥大症の治療薬として開発された。その商品名はプロスカーである。プロペシアが含有するFinasterideはプロスカーの1/5である(したがってプロスカーを購入して錠剤を1/5づつ使用すれば割安だが、もちろん誰もこのような使用方法を奨励していない)。
(3)Finasterideでの治療中に副作用として発毛効果があることが分かり、メルク社が育毛剤としての商品化を進めた。この経緯はロゲイン・リゲインと同じであり興味深い。
(4)米国食品医薬品局(FDA:厚生省に相当)の諮問委員会は1997年11月にプロペシアを育毛剤として認めた。これはロゲイン・リゲインについで2番めに育毛剤として認められた医薬品である。
(5)臨床試験は計1800人の男性を対象におこなわれ、48〜52%の男性脱毛症の患者に効果が認められた。
(6)副作用として約2%弱に精力減退・インポテンツがみられた。また、女性への使用は禁止されている。
(7)プロペシアは米国において医師の処方箋が必要である(OTCとして市販はされない)。

4.プロペシアの効果について(治験データより)

若干増毛 ある程度増毛 かなり増毛 変化ナシ 若干減少
プロペシア2年服用 30% 31% 5% 33% 1%
対照被験者(服用ナシ) 6% 1% 0% 60% 33%

5.本当に使っても大丈夫?

正直いって海外優良医薬品愛好会のメンバで継続的に使っている者はいません。育毛についてそんなに深刻に受け止めていない、という訳でもありませんが、やはり「子供への催奇性」があるのは恐いというのが理由のようです(男性が使う分には問題が無いというのが公式見解のようですが...)。かく言う私も使用はしていません。
でも、某個人輸入代行業者さんによると「かなり売れている」とのことです。しかも育毛剤に共通に見られる現象として、継続的に代行依頼するリピーターの消費者が多いとのこと。米国では処方箋が必要ですが、ニュージーランドでは処方箋が不要なために価格が抑えられているようです。また、米国製はボトル入りですが、ニュージーランド製は1錠づつパックされた箱入りなので使い勝手および安全性の面で優れています。

海外で処方箋が必要な薬の多くは要指示薬(1ヶ月分しか日本に輸入できない)ですが、この薬は(1ヶ月分ではなくて)2ヶ月分まで輸入できるようです。




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